COLUMN

天井は高いほど広く感じる?

この記事の要点

  • 天井は高ければ高いほど広く感じる、というわけではありません。
  • 天井高を抑えて窓で外とつなぐと、落ち着きと広がりを両立できます。
  • 部屋の広さとのバランスで天井の高さを決めているのが実際のところです。

こんにちは。設計の川端です。今回は、天井高と広さの感じ方についてお話しさせていただきます。

天井高と広さの感じ方

部屋を広く見せたいとき、まず天井を高くすることを考えられる方は多いと思います。天井を高くして縦の広がりをつくるのは、確かに一つの方法です。

ただ、広さの感じ方は天井の高さだけで決まるものではありません。「天井高だけで決めないほうがいい」と考えています。

天井を抑えて外とつなぐ方法

天井の高さをあえて抑え、その先に窓を設けて庭や外の景色につなげる方法もあります。天井が低めだと視線が自然と横へ、外へと向かうため、室内の面積以上の奥行きを感じられます。低めの天井には、包まれるような落ち着きもあります。

天井を抑え、窓の先の庭へ視線をのばしたリビング
天井を抑え、窓の先の庭へ視線をのばしたリビング
吹き抜けで縦の広がりをつくった住まい
吹き抜けで縦の広がりをつくった住まい

部屋の広さと天井高のバランス

天井の高さは、部屋の広さとの釣り合いでも感じ方が変わります。小さな部屋で天井だけが高いと、かえって落ち着かない印象になることもあります。反対に、広い部屋では天井に高さがあるほうが伸びやかに感じられます。

そのため、部屋の広さや使い方、外とのつながり方を合わせて見ながら、部屋ごとに天井の高さを決めています。

吹き抜けのある計画も含めて、暮らし方に合わせた天井の高さをご案内しています。

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