■周南オフィスでちいさな畑づくり
こんにちは。
今回のdiaryはI.D.Worksの周南オフィスで育ったお野菜のお話です。
山口県周南市糀町にある周南オフィスがOpenした1年前の3月。
裏庭にある空地をどうしようかと相談した時に、せっかくなら土づくりからしてみたいねと話したことがきっかけで畑づくりが始まりました。
せっせと土を掘り起こして耕して、石灰や堆肥、肥料を入れて、畝をこさえて。
とっても大変な作業でしたが、スタッフのご家族のお力もお借りして、小さいながらに立派な畑ができあがりました。
仕事のすきま時間には栽培計画を企て、ミニトマト、ししとう、ピーマン、なすび、サンチュ、にんじん、大葉などいろんなお野菜にチャレンジしました。
1年取り組んでみた結果は、上手くできたり失敗に終わったり、想像以上に学びがたくさん。
水やりや草抜きなども大変でしたが、土を触ると不思議と気持ちも落ち着いたりすっきりして、仕事の息抜きになる貴重な時間だったように思います。
夏から秋にかけては周南オフィスのお昼ごはんとして楽しみつつ、安納芋と紅はるかが良い出来になった冬のタイミングでID食堂 準備室へ届けることになりました。
■ 育てた野菜は、食べる喜びもひとしお
手をかけて育てた気持ちと土の栄養をたっぷり受け止め、大きく育った薩摩芋の美味しさは格別。
お弁当の献立では薩摩芋コロッケやサラダをお作りました。
甘さをぎゅっと閉じ込めた味に仕上げて。
心までも豊かにしてくれるようなとても贅沢な食体験になりました。
どこまでも透んだ蕪や大根、深白の里芋に蓮根、黄金色が滲む新馬鈴薯と薩摩芋。
身体を温める根菜類が揃う冬の食材は、静かな美しさを秘めているように思います。
調理中もお弁当に詰めているときも心はどこか旅をしている、そんな気持ちになりました。
またこの頃は、自宅で蕾をつけていた蝋梅の小枝や広葉樹の伊吹をお飾りにさせていただいていました。
蝋梅は毎年光のような温かさを届けてくれる大好きな花。
冬深まる季節でしたが、少しずつ春を感じられて嬉しかったことを覚えています。
広葉樹の伊吹は「あなたを守ります」という花言葉なのですが、その意味合いのとおり、皆さまの健康をお守りできますようにという願いを込めてお包みしました。
【 2022年1月18日 ことわざ弁当 献立 】
・冬蕪と肉団子の煮物
・自社畑で収穫した薩摩芋コロッケ
・高野豆腐の黒白胡麻揚げ
・蒸し蓮根の柚子山椒マリネ
・新馬鈴薯の自家製マスタード 白葡萄酒マリネ
・手綱蒟蒻のピリ辛煮
・干し椎茸と豚肉の辛味噌炒め
・里芋と春菊のクリームチーズサラダ
・切り干し大根の玉子焼き
・紅色大根とカリフラワーのピクルス
・黒米ご飯
【 2022年1月22日 ことわざ弁当 献立 】
・生姜黒胡麻味噌入り巻き鶏ハム
・自社畑収穫 薩摩芋と茹で玉子のサラダ
・新牛蒡と荏胡麻の自家製マヨネーズ和え
・干し椎茸と豚ひき肉と春雨の辛味噌豆鼓炒め春巻き
・高野豆腐と木の子の山椒煮
・冬蕪と柚子のマリネ
・ブロッコリーとロマネスコ ブロッコリーソース添え
・冬蕪の葉 オリーブオイル煮
・人参のおかか金平
・大根と金柑のピクルス
・雑穀米(玄米パフ、もち麦、玄米、押麦、もち米、赤米、黒米、はと麦)