雨が降りそうで降らないじめじめとした天気が続いていますが、道端には紫陽花が至る所に咲き、元気をくれます。
紫陽花は日本が原産の美しい花。
海外に渡り、品種改良が重ねられ今では3000種を超えると言われています。
1輪で飾っても様になる紫陽花は、お部屋の中に取り入れやすく、飾りやすいお花でもあります。
お部屋にぐっと季節感が訪れ、憂鬱な気分を癒してくれます。
きちんとした水切りをしないとしおれてしまうのが早い紫陽花。そんな紫陽花の花を長持ちさせる方法に、茎の切り口を焼くという方法があります。
切り口を焼くことで、菌の繁殖を防ぎ、吸い上げた水を浄化させる効果があります。
【あじさいの茎を焼く方法】
①花や葉を保護するため、茎を10cmほど出した状態で新聞紙を巻く。
②あじさいを横向きにかかえて、茎の根元2~3cmの範囲をガスコンロの火で直接焼く。
③真っ黒になるまで焼けたら、新聞紙をつけたまま、すぐに茎を水につける。
④2~3時間後、新聞紙を取る。
「焼くのは少し難しいな」という方は、茎を斜めに切って、中の白い綿を取り出すという方法もあります。
切り花がすぐしおれてしまうのは、水を吸う力が弱いためですが、茎の中の白い綿が水を吸うのを邪魔しているので、これを除いてやることで水を吸いやすくなります。
みんさんも紫陽花をお部屋の中でも楽しんでみてくださいね。