株式会社I.D.Works

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I.D.Worksの日々を綴ったブログです。

「アートから学ぶ探求心・身体の使い方と発想力」研修のお話 前編

日々

新入社員を迎えた4月が過ぎ、5月がはじまりました。

この度はじめて行った長期間の新入社員研修。
年末あたりからどんな内容にしようかと思案していくうち、この機会に0から研修を組み立てよう!と(なかなか壮大な)計画に挑戦することにしました。

 

社会人としての基礎的な力やビジネスマナー、部署体験といった基本的な内容に留まらず、会社の風土も伝わる機会になればという思いからでしたが、その中で1番大切にしたかったのは自ら考えて判断し行動する力、そして豊かな思考、多様な捉え方の気づきについて。

“一般的に”や“普通なら”にとらわれるのではなく、相手がまなざしている先を見ようと慮る気持ち、その目線を共有しようとする感覚に近いかもしれません。

 

 

具体的な内容としては、弊社で手がけさせていただいたお店を設計スタッフの解説とともに巡るツアーやスタッフのスナップ写真を冊子にして身だしなみを考えるシンポジウム形式の時間を設けたり。
先日のblogでもお伝えさせていただきましたが、弊社のカラーや考えを踏まえたメイクレッスンも開いていただきました。

慣れないことに苦戦する時もありましたが、様々な方のお力を借りて私たち自身も学びながら、13日間のオリジナルプログラムを完成させることができました。

ご協力下さった皆さまとIDスタッフに心から感謝いたします。

 

 

 

前置きが長くなってしまいましたが。
今回のblogでは、そんな研修のなかでもまた少し毛色の異なる課外講座をお伝えさせていただけたらと思います。

大きなテーマは「アートから学ぶ探求心」と「身体の使い方と発想力」。

講師は現代美術作家の鈴木啓二朗さんと、プロクライマー&プロハイライナーの三由野さんです。

 

 

 

現代美術作家 鈴木啓二朗さん【 website

 

 

 

 

プロクライマー&プロハイライナー(Poser株式会社 代表取締役) 三由野みよしなおさん【 website

 

 

 

 

午前は「社会をよくするアート」と題して、仁保地域交流センターを会場に鈴木さんによる講座を開講。

「まずはストレッチをしましょう!」という鈴木さんの言葉で、皆で準備運動をしました。

深呼吸をして新鮮な空気を身体に取り込んで。
手足を動かし身体をほぐすと、その刺激が脳に届いてすっきりした気持ちになります。

 

 

 

さて、気になる課題は「地域のお寺まで散歩して写真撮影をする」というものです。
皆で仁保の地域へ繰り出し、気になった風景やものを撮影しつつ感性の赴くままに散歩しました。

 

 

 

序盤は集団で一緒に歩くようなかたちでしたが、次第にそれぞれの動きで観察するように。

 

 

 

遠回りしながら、近道しながら。
普段見慣れているような景色を注意深くみたり、逆に好奇心のまま直感に従うことで新しい気づきに出会うものです。

 

 

 

土地を歩くことはそこに根付く独自の文化を知るきっかけになり、その行為には世界を拡張していく面白さがあるように感じます。

 

 

 

 

折り返し地点に着いたのは信行寺さんです。

実はここに「仁保隕石の碑」という石碑が建てられていることをご存知でしょうか。
今から124年前の1897年8月8日、信行寺さんの近くに2つ、宮野上・河原近くに1つの隕石が落下したと言い伝えられているそうです。

 

仁保はのどかな山並みと田畑が広がる風景、そこにすっと建つパラボラアンテナが印象的な地区ですが、遥か彼方の宇宙からやってきた隕石の存在もふくめ、人工物と自然物が織り交ざる眺めが不思議な世界/時間軸に思えてなりませんでした。

 

 

 

 

仁保地域交流センターに戻ってからは、撮影した写真のなかから1枚を選んで発表し合うことに。
どんなところに惹かれたのか、どんなふうに心が動いたのか、どう捉えた写真なのかなど、他者の価値観にふれることで自分との感性の違いを知る体験です。

鈴木さんからはひとりひとりの写真に対してアート視点のコメントをいただき、また違った目線を学べたように思います。

 

 

 

 

その後は第2部として、社会をよくするアートについてのお話を伺いました。

世界中で活躍する現代美術家の活動や作品紹介にはじまり、彼らがつくったコミュニティスペースが社会にどんな問いかけをしているのかを知ったり、アート思考とデザイン思考について考えたり。

企業の倫理・理念・展望を支えるアート、クラフト、サイエンス、デザインの役割やアート建築の事例紹介も交え、こちらも気づきにあふれた時間でした。

 

 

 

 

住宅づくりについてはバランスが大事と考えている私たちですが、その根っこには、誰かの困りごとや社会問題をクリエイティブに解決したいという想いがあります。

そのためにはもっと広い視野でという耳障りの良さそうな言葉で済ませず、その都度焦点を広げたり絞ったり、適切なピントにコントロールする意識をもっていたいと思いました。

 

 

 

 

昼食はホールに隣接する水辺のデッキで。
お天気もよく、気持ちのいい時間でした。

ちなみにこの施設の設計は、道の駅仁保の郷も手がけられた建築家 宮崎浩さんによるもの。
内装、外装ともにこだわられたRC造りに鉄筋と木造を融合した珍しい建物です。

 

今回のblogはひとまずここまで。
午後の研修を受け持ってくださった三由さんのお話はまた次回にお伝えしますので、どうぞお楽しみにお待ちいただけたらうれしいです。

 

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