■季節をそのまま盛り付けよう
すっかり夏のピークをすぎて、秋へと差し掛かりつつある今日この頃。
事務所ではまだまだエアコンの稼働日が多い毎日ですが、朝晩は涼しく過ごせるようになりました。
現場への移動中も、空にうろこ雲と入道雲が入り混じっていたり、田んぼに彼岸花が咲きかけていたりする風景をよく目にします。
いつも訪ねるお花屋さんでは秋色の花が並びはじめていました。
今日の献立は、そんな変わりゆく夏と秋をあいがけしたひと皿です。
今日の献立
◇里芋と茄子のトマトカレー
◇茄子の塩もみ
◇茹で卵とブロッコリー
◇福神漬け
■みんなが大好きなカレーで元気をチャージ
まずは新米を北海道産昆布で炊く支度を。
出汁昆布がお米の粒をふっくらと艶やかに仕上げてくれます。
メインになる里芋はぬめりをとるため、下茹でします。
新米と同じように昆布だしで湯がくことで、旨味がぐっと深くなるんです。
その他の野菜は大きくカットして、牛肉・焦がし玉ねぎと一緒に炒めていきます。
隠し味には、疲れた時、元気を出したい時の魔法の薬味 大蒜と生姜!
生姜は熱を加えることで、血流を良くする効果もあるそうです。
ルゥを足す前のお鍋はお野菜の旨味が凝縮していて、「これだけでも十分美味しい!」とスタッフから大好評でした。
付け合わせ用の茄子は半月切りにして塩もみし、ギュギュっと手で絞るだけでOK。
さっぱりしていて箸休めにぴったりのお料理です。
そうして完成したゴロゴロ野菜カレーは、トマトの酸味がさっぱり心地良い味わい。
里芋はスプーンで割るとほくほくで、ほのかな昆布の風味がまた良しです。
カレー好きの多い弊社では、リピート率の高いカレー。
次はどんなお野菜とトッピングでカレーを楽しもうか、秋の食材が待ち遠しいです。