株式会社I.D.Works

暮らしのハレとケ。
お家の床の間のように
それぞれの”特別”を見いだすヒントになりますように。

気まぐれOPEN ID食堂≪夏みかん香る、ふわとろフレンチトースト≫

食べること

■ちょっとレトロな食材、揃いました。

 

とあるイベントで、社長が手土産に持って帰ってきた二斤の食パン。
よくよく見ると、防府市のパン屋「ロアール」さんの白い食パン(正式名称:普通食パン)じゃありませんか……!

ご存知の方も多いかもしれませんが、この食パンは耳までふんわりやわらかく、飽きのこない味わいが魅力。

長年愛され続けている看板商品です。

 

 

そのまま食べても、トースターで焼いてバターをたっぷり塗って食べるのもいいけれど、、

冷蔵庫には頂きものの長州屋國光「夏みかんマーマレード」と、コッコ宅配さん「産みたて生たまご」が事務所に届いたばかりとあって、フレンチトーストを作ることになりました。

 

 

食材を並べると、まるで図ったかのように揃った色合い。
デザインも可愛くて、個人的にお気に入りの写真です。

 

 

 

 

・今日の献立(おやつ)・

  • ◇フレンチトースト  夏みかんマーマレード添え
    ◇コーヒー

 

 

 

■日々の食卓がつくる、やさしい記憶

 

フレンチトーストを見るたびに、映画「クレイマー、クレイマー」を思い出しグッときてしまいます。
父が息子に作る朝食のフレンチトーストは、この映画の象徴的なシーンです。

何気ない食卓や時間も、愛おしく思う日がいつかやってくる。
もしかしたらID食堂のひと皿もそんな風に感じる時がくるのかもしれないな、なんてふと思います。

 

 

 

 

さて、調理の紹介に戻りましょう。

まずは袋から取り出した食パンをそれぞれ四等分に切っていきます。
(漂う芳醇な香りがたまらんです。)

 

 

 

 

 

ボウルに卵を割りほぐし、牛乳と砂糖を加えて混ぜていきます。
分量は食パン1枚につき、卵ひとつ、カレースプーン一杯弱のお砂糖という計算です。

新鮮な卵の風味を楽しみたいねということで、牛乳はほどほどに抑えました。

 

 

 

 

 

卵液が完成したらパンを浸す作業です。

1日漬け置き派、数分浸す派……スタッフ内でもいろいろと流派がわかれましたが、今回は15分ほど染み込ませることに。

 

 

 

 

 

 

 

さあさあ、フライパンのお出ましです。
じゅわわっとバターを転がして、ゆっくり熱していきます。

 

 

 

 

 

 

ひたひたぽてぽての食パンはそおっと寝かせて。
弱火でじっくり、内側の空気を膨らませながら丁寧に焼いていきます。

ロアールさんのしっとり食パンだからこそ叶うこの感じ。
キッチンはたちまち甘い香りに包まれました。

 

 

 

 

 

 

こんがりきつね色になったらひっくり返して、くつくつ焼けていくのを待つ時間も至福。
たまご色って本当に幸せの色だなと思います。

 

 

 

 

 

盛り付けはシンプルに。
とろっと水気の多いマーマレードがまた美味しくて。

贅沢なおやつに、皆ほわほわの笑顔でした。

 

 

次のID食堂はお野菜のプレートランチ。
近日中に公開できたらなと思っています。

どうぞお楽しみに!

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