8月23日~9月6日は二十四節気の十四番目にあたる「処暑(しょしょ)」。
その名の通り暑さが収まりはじめ、朝夕は涼しく、時には夕立が降るなど、秋の気配を感じられる頃のことです。
ぶどうや里芋、秋刀魚などがお店に並び始め、季節が変わりつつあることを食材からも知らされますね。
この時期は天候にも変化があらわれやすく、雑節のひとつである二百十日(にひゃくとおか)と二百二十日(にひゃくはつか)として、古くから台風が発生しやすい日とされてきました。
立春の2月4日頃から数えて210日目の9月1日頃と、220日目の9月11日頃が、台風が秋を連れてくる特異日。
9月1日は1923年に発生した関東大震災にちなみ、防災の日としても制定されています。
ここ数年で異常気象と言われることが増えた日本の天候。
家への被害はもちろん、現場で工事をすすめる大工さん・職人さんにとっても油断のならない時期ですが、到来に備え、改めての災害時のことや防災グッズを見直したいものですね。