■嬉しい夏の便り
あっという間に1年の半分が過ぎ、真夏目前となりました。
今年は梅雨明けが遅れたり、台風に見舞われたりと、7月半ばになっても何かと落ち着かない毎日です。

そんなさなか、先日届いた贈り物から気になる品目が…!
それは「島の白糸」と書かれた小豆島の手延べそうめん。
小豆島はオリーブ園や醤油が有名ですが、日本を代表する3大そうめん産地にもなっています。
これは皆で味わおう!と早速そうめんランチを計画することに。

そして丁度そのタイミングで頂いた、夏野菜の茄子。
こちらも一緒に調理して頂くことにしました。
・今日の献立・

◇島の白糸 手延べそうめん(太麺)
◇茄子の揚げびたし
◇梅の塩むすび
■手軽で美味しい夏の食卓
まずは洗った白米を炊飯器へ。

あつあつのごはんにお塩をほんのりふって、夏バテ対策の梅干しでシンプルに。

簡単だけど懐かしい、ふっくらおむすびの完成です。

次は茄子の揚げびたし。
昆布と出汁のつゆにめんつゆを加えて火にかけ、味を調えます。

茄子は大きめの輪切りに。
たっぷりのごま油で焦げ目がつくまで焼いていき、

焼きあがったら、そのままつゆに浸し味を染みこませながら粗熱をとります。

その間、薬味用の茗荷は小口切りに、大葉と玉ねぎは千切りにし、水気をとります。

つゆでひたひたになった茄子の上に、茗荷と大葉、玉ねぎ、それに白ごまをお好みで。
薬味のシャキッとした歯ごたえが涼しげで、食欲がなくても不思議と食べ進められる逸品です。

最後はお昼休みがはじまる直前、おまちかねのそうめん作業。
たっぷりのお水を沸かして、麺を茹でていきます。
ふつふつと湧き上がる鍋を時折混ぜつつ、待つこと15分。

手早くザルにうつして、冷水でしっかりしめ、器に盛ればできあがり!

旬の茄子をはじめ、茗荷や大葉も堪能する素麺のお献立は、きっと誰もが経験している日本の夏の食卓風景。
そしてつるもちの太麺を陰でひきたてる、薬味のさわやかな風味。
この良さは大人になってから、しっくり味わえるようになった気がします。
梅雨のむしむししたお天気を横目に、さわやかな食事を楽しみました。
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