おかげさまで、昭和の間取りアップデートが無事に終了いたしました。
夏の到来を感じる週末でしたが、ご来場下さった皆さま誠にありがとうございます。
開催にあたりお願いさせていただいていた予防対策にもご協力下さいましてありがとうございました。
まるで鳥居のように、どっしりと伸びる梁と柱が印象的なLDK。
築30年ほどの、昭和の時代に建てられたスタンダードなお家でしたが、解体を行うまではこの立派な材が使われていることが判りませんでした。
この表し梁と天井の形状デザインが決定したのも、解体現場の立ち合いを経てからです。
図面や寸法だけでは見えてこない、現場で感じるものを空間に活かしていく。
ジャズのような即興的な感覚を交えながら、よりよく整えた間取りにブラッシュアップするご提案をさせていただきました。
また今回はお施主様が考えてくださった家具の設計プランにわくわくしながら一緒につくらせていただけたこと、暮らしのお手伝いをさせていただけたことをとてもありがたく感じています。
空間にあわせてデザインしたものがしっくりと馴染み、暮らす人に心地よさをもたらすインテリア。
家具も暮らしの一部を担う欠かせない道具であることを深く感じた家づくりになりました。
最後にこの度の大切なお住まいをお貸し下さったお施主様と近隣の皆様のお力添えに、心より感謝申し上げます。
ありがとうございました。
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次回の見学会は新築のお住まい。
山口市と宇部市の2会場にて開かせていただく予定です。
見学会の同時開催は数年ぶりなのですが、しっかり準備を整えて皆様をお迎えできたらと思っております。
詳細は改めてHPやSNSにてご案内させていただきますので、どうぞよろしくお願いいたします。