築28年が経つ鉄骨造アパートの空室対策として、リノベーションの設計・施工を行わせていただきました。
もとは単身用の賃貸でしたが1LDK(39.7㎡)、2DK(39.7㎡)、1K(19.8㎡)の間取りへ。
ひとり暮らしだけでなくふたり暮らしの方も入居できる構成になっています。
プラン計画は住まい手の目線、オーナー目線のバランスを取りながら賃貸にプラスの付加価値が生まれるよう意識しています。
そのため年月の経過にともない必要となった修繕・補修を行いつつ、設備機器を一新し、予算のバランスも考慮いたしました。
パーツや素材の質感を主役にした空間で、シンプルながらもゆったり広々と過ごすことができます。
周辺の生活環境、陽当たりや風の抜けといった立地環境など元々のポテンシャルも良く、住み心地が最大限引き出されるよう手がけさせていただきました。
【1LDK】
西側一面の壁が特徴で、大きな書棚を置いたり、プロジェクターを投影することもできます。
ひとりの時間をおおらかにすごすワンルームを想定しました。
SOHOとしても利用できる広さです。
【2DK】
ふたり暮らしも想定した間取りは生活時間が異なるライフスタイルにも対応しています。
ダイニングキッチンとリビングの間には間仕切りを設け、リビングと洋室の間も布を垂らすことで区分けできる工夫を施しました。
【1K】
大きな間取り変更はありませんが、設備や仕様を新しくしています。
シンプルに暮らせる空間です。
【 before 】