内科・消化器内科の医院と薬局を新設しました。
計画では敷地全体をひとつの菓子箱に見立て、その中にチョコとホワイトの洋菓子を置き、植栽でデコレーションを施すイメージにてプランをご提案させていただいています。
敷地形状が変形しているため、駐車スペースを確保しながらも建物施設の面積をできる限り広く取ることがひとつの課題になりました。
そこでクリニックの建物形状を変形させ外壁を斜めに傾けることで、駐車と外部動線の確保、室内空間の広がりを両立させています。
クリニック内にはX線・内視鏡・吸入・処置・診察などさまざまな部屋がありますが、患者さんと医療スタッフの動線を分けて整理し、特に医療側の動線に無駄がないよう計画しています。
薪ストーブのある待合室は外部形状を活かした多面構成な空間に。
人肌を感じる仕上げにより包まれるような場にしており、待合では中庭の緑も感じることができます。
アーチ屋根が特徴の薬局は車での受け取りが可能なドライブスルーがあり、植込みの植栽と色とりどりの草花が白い外壁を彩ります。
建物内の待合はアール天井と吹抜けのある開放的な空間です。
【さいとうクリニック様】
【ふしの薬局様】