旅宿に息づくような高揚感に包まれるガレージ付きの平屋です。
200坪超のゆとりを活かしゲストとの時間を大切にする“もてなす暮らし”をデザインさせていただきました。
深い軒を介して繋がる“LDKとテラスリビング”、離れのような“バスルーム”、建物を貫く“廊下”、小上がりの“書斎”など、着想を得ながら素材を選ぶことで多方向への抜けと構成美を意識しています。
2024.09.21 news「 デザインアワード2024|名古屋モザイク入賞いたしました 」
設計コンセプトは“来人をもてなす住まい”です。
事業を経営しておられる施主様の“来客を丁寧にもてなしたい”という思いに沿い、旅宿を訪れた際に感じられる非日常的な高揚感をこの家でも客人に感じて頂けると共に、住まいにとって大切な落ち着きと寛ぎも得られるように計画しました。
建物室内の仕上げは屋外でも使える素材を用い、建物内外の境界が曖昧となるようにしています。
また浴室はハードワークな家主が一日の疲れを癒す場となるよう、大開口を通じて坪庭と繋げ、開放的で季節の移ろいを感じる造りとしています。