創業から105年目を迎え、リブランディングを発表された蕨菓匠本多屋さま。
9月17日にリニューアルオープンした山口市駅通りの本店懐古庵にお伺いしてきました。
新しいロゴやコーポレートカラー、パッケージなどが刷新されているなか、この度弊社では本店を一部改装した“ラボ”機能の施工をお手伝いさせていただきました。
塗りの職人さんと相談しながら、素材感が引き立つテクスチャにモールテックスのカウンターを合わせ、柔らかなアール曲線に仕上げています。
ここでは菓子職人さんの手仕事を間近に見ることができ、店内の喫茶去で出来立てを味わえます。
本多屋さまが目指される未来、その出発の瞬間に携わらせていただき嬉しい限りです。
誠にありがとうございました。
今後とも末永くどうぞよろしくお願いいたします。
本多屋さまのデザインというと、保手濱孝さんの版画作品を思い浮かべる方も多くいらっしゃると思います。
今回のリブランディングでは新作の版画がパッケージにお目見えしていました。
お馴染みの梟版画はリデザインされて三笠栗にあしらわれていました。
蕨をモチーフに森の動物たちが駆け回っているデザイン。
伝統色も美しく、自然の芽吹きや躍動感に本多屋さまの”これから”が重なるようです。
そしていつも丁寧に迎えて下さるスタッフさんのエプロン( @murmur )も新しくお仕立てされていました。
上品な生地を腰で結ぶスタイルで、ワンピースのような優しいフォルム。
心も温かく軽やかな気持ちで働けそうですね。