山口市円政寺町のひわだやさんが開かれた
「自然光×リネン 暗がり×2wのあかり」に参加してきました。
会場は築60年の古民家。
あちこちにリネンや灯りがコーディネートされ、
陽が落ちる夕方から夜にかけて、時間の経過を感じながらの講座です。
「自然光×リネン」では、リネンを専門に仕立ている
「ECRU HOME」の柏尾さんがその魅力を教えてくださいました。
リネンそのもののお話から、カーテンとしての取り入れ方・魅せ方まで。
経年変化していく風合いや質感、朝・昼・夜と光によって変わる表情の豊かさ。
和空間との相性の良さにも驚きました。
機能面だけではない、少しの手間を楽しむことへの心地よさを改めて実感しました。
その後は、照明士・プロダクトデザイナー
「Feel Lab」弦間さんのインスタレーションを体感。
今でこそ、全てを照らすような明るい家が一般的とされていますが、
かつては自然の光と小さな灯りで暮らしていた日本人。
それをふまえて、2wという灯りから考える人間の原始的なバイオリズムと、
DNAに刻まれている火への安心感のお話がとても新鮮でした。
美しく照らす照明計画や影を意識したワークショップ作品も見せて頂き、
暗がりと灯りの意義を見つめる時間でした。
お声がけ下さったひわだやさま、
そして柏尾さん、弦間さん、ありがとうございました。
この学びをお客さまへのご提案にしっかり活かしていきます。