先日、お施主様のお家で子ども部屋の間仕切り工事と造作家具を納めさせていただきました。
お家をお引き渡しさせていただいたのは2年ほど前のこと。
あえて子ども部屋は仕切らないでいましたが、お子さまが成長し、それぞれの空間や居場所が必要に感じるようになりましたとご相談をいただいたことがきっかけです。
まずはお部屋を仕切る作業から。
壁の基礎を作って、ラワンベニヤを貼っていきました。
家具のお打合せでは「長く使っていけるものがいいね」と、収納とベッドが一体になったデザインを形にしました。
大人になっても個々の家具として使えるように。
また、将来自立した時や住まいを変えた時でも、パーツごとに分けて持ち運びしやすく、簡単に組み立てられるように。
収納はシナベニヤとオークを、ベッド部分のすのこは湿気に強いツガを使って計画しました。
お子さまはベッド下のおこもり空間でひとりの時間を過ごしたり、ぶら下がって遊具のように遊んだり。
さっそく気に入っていただけたようでとても嬉しいです。
こちらは3年前にお引き渡しさせていただいたお施主様のお家で、間仕切り工事を行った時の様子です。
この時も子ども部屋を仕切って壁を設け、クロスを貼らせていただきました。
こうした間取りの考え方は、プランのご提案時に選択肢のひとつとしておすすめさせていただいていますが、家族の成長にあわせて変化できる空間があると手を入れる楽しみにもなりますね。
お家の居心地が末永く心地いいものになるよう、皆様の暮らしに寄り添っていたいと思います。