夏休みも中盤を迎え、おでかけ先として、海や山に行く機会が多くなってきました。
危険なこともひそむ自然の中でのトラブルについて、ある体験をしたのでそのお話を。
先日伺った住宅の現地調査の日。藪の近くでした。
いつの間にか枯葉が衣服に付いていたようで、「ほんの少しの間なのにこんなに付くんだな」と思いつつも、いつも通りに仕事を終え、いつも通りに帰宅し、シャワーを浴びました。
そのまま浴室から出ようと思ったとき、ふと足元を見ると、右足のすねに茶色いゴミみたいなものが付いていました。
「どうして流れてないんだろう?」と、手で払ってみましたがまったく取れず、じっくり見て驚きました。
マダニだ…!
4~5ミリ程度の小ささでしたが、子どもの頃飼っていた犬にマダニが付いていた事があり、すぐに分かりました。
以前、マダニに対する注意喚起をするニュースで、もし噛まれたときには勝手に引っ張って取ってはいけないと聞いていたので、ちょっと慌てながら、夜間救急病院へ連絡をしました。
「そのままの状態で来てください」とお医者さんから言われ、すぐさま病院へ。
まだ血液を吸っていない平たい状態だったのが幸いで、すぐに処置が終わり、傷跡もほぼ無く安心しました。
・・・・・
体験してわかった事は、痛みもかゆみも無いから気が付かないという事。
今回は運良く早期に対応できましたが、噛まれた事に気が付かないのは本当に怖いです。
野山で遊んだ後には、お子さまの体をしっかりと確認してあげてくださいね。
もちろん、ご自身の体の確認もお忘れなく。