必要なものを必要なだけ。家具や彩りもなるべく増やさずに。
寛ぐリビングと食事のダイニングキッチン、あとはベッドとデスクさえあれば。
収納はひとまとめにコンパクトが良いし、お掃除の時もせせこましいことをせず、気持ちよく綺麗に保ちたい。
潔い余白が心地良くて、ミニマルだけどシンプルとは違う。
そんな暮らしを求める方にこちらの平屋をおすすめします。
優しさとやわらかさで作られているような空間。
心までじわ~っとほぐれていくみたい。
ちなみにLDKには床暖房がついているので足元もぬくぬくです。
この眺め、なんだかワンルームに暮らしているような感覚です。
収納たっぷりの広々キッチン。もうそれだけでうれしくなってしまいます。
吊戸棚は家主さんの背丈に合わせて取り付けたそうで、身長160㎝くらいの方には使い勝手がちょうど良い仕様になっていました。
キッチン背面の壁はマグネットボードになっているのですが、壁掛けやちょっとしたメモなど工夫の余地があるのも良いですよね。
バイブレーション仕上げのフラットなシンクにゆらりと落ちるペンダントライトも可愛らしくて。
お気に入りのケトルにドリッパー、マグなどもずらりと並べ、好きな道具で楽しむコーヒーブレイク。大好きな焼き菓子もお皿に添えたならば。
なんて幸せなFikaなのでしょう…!
洗面脱衣とお風呂もさわやかな白。
日頃から清潔にしていたいというモチベーションを保たせてくれるような空間です。
こちらはお手洗い。片壁をイエローにした明るい空間です。
ガラス戸の裏は鏡面かつ収納棚になっています。(トイレットペーパーがぴったりな納まりに感動してしまいました)
手洗い場がないのは掃除事情へのこだわりゆえ。
隣接する洗面台に機能を集約させているんですね。
そして床はホーローパネル。
冬場はひやっと冷たくなりますが、日々のメンテナンスのしやすさにかなうものなしですね。いやはやお見事です。
こちらはクローゼット付きの洋室になります。
写真では書斎として使われていますが、お子さまがいらっしゃるご家族さんはここを子ども部屋にしてもよさそうです。
まだ小さいうちはLDKと隣合わせの寝室を使って、大きくなってパーソナルスペースが欲しいお年頃になったらこちらに変えるというのもアリですね。
キッチンに続くこのスペースはWICなのですが、家主さんの工夫を見習ってこんなふうに棚をたっぷり作りたい。
シーズン毎の衣更えが楽しくなりそうです!
そしてお部屋のところどころで見かけるこの壁掛けフック。
暮らしの動線を考え、適した場所に付けてあるので本当に重宝します。
玄関は天井まで届く大きなシューズボックス。
すべてがここに集約されるから、こんなにもすっきりできるんですね。
右手は洋室、左手はLDKに続く扉になります。
最後に間取りを見てみましょうか。
生活動線を重視して設計されたことがよくわかる図面です。
立地は大歳駅から歩いて3分ほど。
静かな住宅街のひと区画にあるまっしろな平屋で、敷地面積は64.5坪、建物面積は21.5坪の2LDKですね。
まっさらだからこそ、何が本当に必要で大事なのかを考えさせられるお家。
でもひとつひとつを整えた空間はきっと身も心も軽くしてくれるはずです。