数日経ってしまいましたが、イベント終了のご挨拶です。
9月4日(日)-5日(月)に開催させていただいた「家計の見直し相談会」にご参加下さった皆さま、誠にありがとうございました。
今回はファイナンシャルプランナーとして活躍されている桃石株式会社 田口正明さんをお招きし、深い見識のもとお話しさせていただきました。
田口さんとお客さまは初対面ということで少し緊張漂う中でのスタートでしたが、一時間半の相談が終わる頃にはどの方も柔らかな表情で帰路に就かれていらっしゃった様子が印象的でした。
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2日間を無事に終えての感想は、家計の見直しは「心身の健康診断」に似ていると思いました。
将来も健やかにいられるよう、今の自分(家計事情)を知り、不安を解消できる頼もしい手段だと感じています。
例えば体調不良を感じたり、トラブルが起きた時、皆さまはどのように解決の手筈を踏むのか思い返してみて下さい。
不調あれば容体を顧みて養生したり診療所を訪ねるでしょうし、困りごとであればその原因を明らかに適した手段をとられることと思います。
それは家計を考え直すときも同じで「今の収支」と「お金が動くタイミング」を正しく把握することが大切になります。
収入と貯金、毎月の固定費などに加え、実は見えていないお金の使い道という盲点があるのですが、その気付きも大きな一歩です。
今回はプランナーさんとともに紐解くことで、ご自身で描かれている資金イメージとは異なる視点・新しい結論に至るケースばかりでした。
住宅ローンは高額な金額ゆえに最重要項目と位置づけられることが多いのですが、お子さまの学費や養育費、老後の資金、車の買替え、趣味の投資など、様々に発生する支出のひとつで、そこに大きな差異はないと私たちは考えています。
だからこそ住宅ローンや保険などを最終目的にするのではなく、ライフプランの一部としてフラットに捉える必要があります。
不安に思う感情の根っこは「わからなさ、漠然とした正体への怖さ」です。
家づくりを機に、プロの見識をお借りしながら家計を正しく把握し、お金の使い道を包括的に判断する。
すると無駄なく、ご家族皆さまが大事に思うことを叶える道が見えるかもしれません。
またそれは家づくりを考え始めるよりも早い段階でできるほどに、未来の選択肢が広く開けるようにも感じました。
ご参加下さったお客さまからも嬉しい感想を多々いただきましたので、今後も定期的に相談会を開いてまいります。
機会を逃した方もイベントを知ったばかりという方も、次はぜひお越しくださいませ。
皆さまが安心して家づくりに向き合えるよう、これからもお手伝いさせていただけたら幸いです。
最後に。
この度お力添えくださったファイナンシャルプランナーの田口さん、真摯なお仕事をありがとうございました。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。