周南市で開催させていただいた完成見学会が終了しました。
梅雨が明け暑さ極まる週末でしたが、お越しくださった皆さま、誠にありがとうございました。
今回は深い窓を設けたお住まいです。
“窓辺に居場所をつくる”をひとつのテーマにご提案させていただいたのですが、奥行きと重心の工夫により窓辺がぽっかりと浮かびあがっています。
立体感のある窓辺は光舞という名前にふさわしく光が遊びにくるお家のようでした。
窓と窓辺の違いは、そこに暮らしが交じり合うかどうかではないかと思うことがあります。
家具や生活品、木々や街の景色、そして住まい手の存在があって生まれるもの。
窓辺の役割は人それぞれ少しずつ違うかもしれませんが、暮らしの変化に沿って自由自在に変動します。
屋外と室内をつなぐ窓辺は生活の様子を映し出す場でもあることを感じていただけたのなら嬉しいです。
最後にこの度の大切な建物をお貸し下さったお施主さまと近隣の皆さまのお力添えに深く感謝申し上げます。
ありがとうございました。