年内は最後となる新築住宅完成見学会が終了しました。
久しぶりのオープンハウスでどきどきしていましたが、予想を超えて多くの皆さまとお会いすることができて嬉しい2日間でした。
はじめましての方も、いつもご来場いただいてる方も、誠にありがとうございました。
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それぞれに忙しい日々を送る私たちは、家族皆が集まる時間をなかなかとりにくいように感じています。
そこで今回は、大きなテーブルを据えるダイニングを暮らしの中心と考えた平屋のお住まいをご提案させていただきました。
どこへ行くにも、ダイニングを通してアクセスする間取り。
その意図は、自然と会話が生まれるようにとの想いからです。
毎朝、毎晩、顔をみて声を交わす。
たとえそれが少しの時間であっても、家族のつながりをあたためてくれるものになるはずです。
またら家事動線で採用されることが多い回遊動線を、暮らしの動線も重ねた形で提案させていただきました。
パントリーとダイニング、キッチン(+カウンター)。
この3つの空間がつながることで、暮らす人が思い思いにすごしながら、会話や団らんが自然とはじまる仕掛けになっています。
そしてダイニングが賑やかな分、リビングは寛げる空間に。
カーテン越しの光とはまた違う、障子越しの和の光は、日本人のこころを癒し続けてきた明かりだと感じています。
静と動のメリハリが宿り、家族のコミュニケーションを大切にするための”センターダイニング”な間取り。
心地良く感じていただけたのなら嬉しいです。
最後に、この度の大切なお住まいをお貸し下さったお施主様と近隣の皆様のお力添えに、心より感謝申し上げます。
ありがとうございました。