暮らしの暦【大雪】

カルチャー

2018.12.06

〇二十四節気の十九番目【大雪】

 

小雪から数えて15日目頃、今年は12月7日が大雪(たいせつ)にあたります。

九州地方でも初氷が張りはじめ、全国的に冬一色になる季節です。

 

とはいえ実際に本格的な雪が降り積もるのは、年が明けてから。

太平洋側では冬晴れの日も多く見受けられます。

また、動物たちが冬眠をはじめるのもこの頃からになります。

 

乾燥した風が吹きつけ、肌をきるような寒い日が続きはじめますので、体調管理に気を付けましょう。

 

 

 

〇事八日の針供養

 

12月8日には1年間お世話になった道具を片付け、供養する風習があります。

(事始め・事納めの捉え方によって日にちは分かれますが、 東日本では2月8日、西日本では12月8日に行われる事が多いようです。)

 

その供養の代表とされている行事が「針供養」。

折れたり錆びたことで役目を終えた針を労い感謝する気持ちから、柔らかい豆腐やこんにゃくに刺し、川に流したり、神社に納めたりします。

 

針は着物時代の女性にとって大切な道具だったため、裁縫の上達を祈る祭りでした。

 

昔はそれぞれの家庭で行っていたという針供養。
服飾に携わる人、和装・洋装を学ぶ人の間では今でも受け継がれています。

 

 

道具を大事にするという美しい気持ちは、針だけでなく身の回りのものにも向けたいものですね。

 

 

 

〇師も走る月

 

昔、日本の12月といえば、年神様をお迎えする準備の月とされていました。

 

そのため、婚礼以外ならすべてが吉という鬼宿日(きしゅくにち)にあたる12月13日は「正月事始め」といって、神棚や仏壇など、1年の間にたまった煤を払う「煤払い(すすはらい)」や、門松のための松を準備する「松迎え」など、新年を気持ちよく迎えるために準備をはじめる日。

 

もちろん今でも12月13日は正月事始めの日です。

 

クリスマスや忘年会、大掃除など、何かと行事ごとに追われる前に、できることから手を付けていきましょう。