暮らしの暦【冬至】

カルチャー

2018.12.21

〇二十四節気の二十番目【冬至】

 

大雪から数えて15日頃、今年は12月22日が冬至(とうじ)にあたる日です。

 

1年で最も昼の時間が短く、夜の時間が長い”太陽の力が最も弱まる日”。

 

その1番長い夜を越えればこれからは、日に日に昼の時間、太陽が出ている時間が長くなっていきます。

 

 

裏を返すと、季節がゆっくりと春に向かって進みはじめ、太陽の力が再び甦っていくので「一陽来復(いちようらいふく)」と呼ばれ、縁起の良い日とされてきました。

 

 

 

 

 

■柚子湯でぽかぽか、南瓜で風邪に負けない体に。

 

慌ただしさが増す年末にさしかかり、疲れを感じ始める方もいるのではないでしょうか。

 

そんなときは、柚子湯で労を労いませんか。

 

 

柚子湯の柚子には、冷え性や神経痛、腰痛などを和らげてくれる血行促進効果があるそうです。

 

 

 

またこの日に「ん」のつく名前のものを食べると縁起が良いともされています。

 

なんきん(かぼちゃ)をはじめ、[にんじん・ぎんなん・れんこん・かんてん・きんかん・うんどん(うどん)]は「冬至の七草」と呼ばれ、どれも「ん」が2つつく縁起の良い食べ物。

 

これらを食べることで、風邪をひきにくくなるともいわれています。

 

 

体を温める効果のある根菜類が多いからでしょうか。

昔ながらの有難い智恵ですね。

 

 

 

 

 

■歳神様をお迎えする、年末の習わし

 

新年を迎えるための準備は整いましたか。

1年で最も多いとされている年末年始にかけての風習。

 

今回は、年末にまつわる風習を少しばかりご紹介します。

 

 

 12月28日

初の日の出とともに山から下り、各家々にやってくる年神様。

1年を守り統べてくれる神様として、日本では古くから信仰されてきました。

 

そのため12月28日は、歳神様をお迎えする正月飾りを飾る日。

 

邪なものを家に入れないように、穢れを払ってくれるしめ縄、お迎えの目印となる門松、そして歳神様に捧げる鏡餅など、それぞれ役割が違っています。

 

ただし、29日に飾ることはタブーとされています。

29日は9が苦を連想させるため吉日とは言えず、31日では「一夜飾り」といって歳神様に失礼に当たるとされていることか理由のようです。

 

 

 

 

 12月29日

 

この日に注意したいのは、お餅つきのタイミング。

「フクを搗く(つく)と縁起が悪い」といわれているので、お餅をつくのは避けましょう。

 

 

 

 

 12月31日 

大晦日は「おおつごもり」とも読まれ、本来は家にこもって物忌をし、心身を落ち着ける日とされていたそう。

 

大掃除を終えた31日の夜は、お風呂で肩まで浸かって「年の湯」を楽しみましょう。

 

 

 

1年の穢れを落とし、身も心もさっぱりとして、新しい年を迎えたいものですね。