暮らしの暦 白露

カルチャー

2018.09.07

〇二十四節気の十五番目【白露】

処暑から数えて15日目頃にあたる9月8日頃は、白露(はくろ)。

夏の熱も残るなか、季節の歩みが少しずつ進み、秋へと代わる交代期です。

 

空には秋雲がたなびき、夏に比べて高く感じられるように。

 

夜間の空気が冷え込むようになったため、朝の原っぱや田んぼでは草木に朝露が結ばれる景色も。

昔の人は草木の露が白濁したように見えることを秋の目印にしたようです。

 

 

 

〇重陽の節句

9月9日は重陽の節句(ちょうようのせっく)。

 

長寿をもたらすと伝わる菊の花を愛で、日々の健康を祈ります。

お花を活けたり、菊の香りを移した菊酒を頂いたり、毎日の献立に菊をあしらった一品を味わうのも風情がありますね。

 

天界には菊の花が咲いているという伝説があるそうで、彼らの暮らす谷川の水には菊のエキスが染み渡っていて、皆健康で長生きをしたとか。

 

これが日本に伝わったことが、菊酒を呑み、長寿を祈る風習の由来です。

 

 

 

 

またこの時期は収穫期にもあたるため、「栗の節句」として栗ご飯を頂くほか、「9日(くんち)に茄子を食べると中風にならない」という言い伝えが残ることから茄子の煮びたしや焼き茄子を食べる文化も根付いたようです。

 

今年の秋は穫れたての旬野菜で、日本の古き良き節句を楽しむのも良いですね。