家を建て、暮らし始めて1年のお住まいへ

家づくりは、日々紡いでいく”家族の物語”に寄り添い、願いを叶える手段のひとつ。

弊社では、豊かで満たされる暮らしを育む住まいになるよう、家づくりをお手伝いさせて頂きたいと考えています。

もちろんそれは、暮らし始めてからの「困った」をお助けするサポートも大切なこと。

今回は、お引渡しになった後の暮らしぶりについて、少しばかりお話できますと幸いです。

 

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1年点検として訪問させて頂いたのは「海のみえる家」。
古くより焼き物の町として栄えてきた地区で、海と山に囲まれた土地です。

ご両親の住まいがお隣にあり、お施主様にとって住み慣れた場所でした。

 

古い家が2軒残る敷地だったため、新築かリノベーションか悩まれましたが、打ち合わせを重ねた結果、新築で計画することになりました。

 

家への想いとして「敷地から見える景観を活かしたいけれど、台風などの被害や強風が不安なんです」と話して下さったお施主様。

海辺だからこそのメリット・デメリットを折衷していくことが大きな課題となりました。

 

 

お打ち合わせでは、希望の暮らしと生じてしまう不便さを見つめながら、吟味したり受け入れたり様々な選択をし、ようやく形になったスキップフロアのお住まいです。

 

 

日中は自然の光だけで過ごせるほどの明るいLDK。

 

 

スキップフロアの収納スペースはお子様の遊び場になっていました。

 

 

焼き物のカケラを埋め込んだ土間には、お子様が靴を揃えるための可愛らしいシールが。

思わず笑みがこぼれます。

 

 

点検では30項目のチェックリストをベースに、隅々まで目で見て触って、しっかり確認していきます。

その場でできる手直しはもちろん、気がかりなこと、困っていることなども含め、お医者さんのような気持ちで点検させて頂きました。

 

 

ひと通り点検を終えた後は報告も兼ねて、お施主様とお茶席話を。

1年過ごしたことで、家との付き合い方も少しずつわかってきたと仰られていました。

 

例えば、庭木や外まわりのこと。

海に近いので植物や木製建具、外壁への影響は避けられませんが、お施主様の手によって1度オイルを塗られた木製建具を見てみると、お手入れの効果がきちんと現れていて安心しました。

 

ハイサイドライトのあるダイニングは土間玄関と隣同士のため、冬はどうしても寒く感じてしまうそうで、暖房器具との付き合い方や手の届きにくい窓の掃除方法に工夫が必要です。

そのため具体的なお手入れの方法や今後の対策についてもお伝えさせて頂きました。

 

 

また、暮らしの変化や気づきについても聞かせて下さいました。

その中で印象的だったのは、窓越しの景色のこと。

 

リビングから一段さがったキッチンに立つことが多い奥様にとって、ふとした際に目線を上げる機会が増えたそうです。

 

そこは早朝、朝日が昇る眺めに見惚れたり、鳥の大群が一斉に飛び立つ夕暮れ時の一瞬に心を掴まれたりする特等席。

 

 

また夜に出会うのは、瀬戸内にぽっかりと浮かぶお月さま。

その光が海面を照らすことで現れる、真夜中の月道がとても綺麗なのだそう。

 

2階の和室はその風景を眺める月見部屋としてくつろいでいると話して下さいました。

 

 

常に自然と隣り合わせであることを感じられるお住まい。

それゆえの困りごともありますが、日々の小さな変化に気づき、それを”豊かなこと”として楽しみながら暮らしていらっしゃるように感じました。

 

お施主様が見つけられた暮らしの幸せに、私たちも嬉しくなった1日でした。

 

家を建て、暮らし始めて1年のお住まいへ

クリスマスツリー

今年も残り1ヶ月と半分になりました。

 

最近の事務所は見学会イベントや各現場の完工に向けて動いていますが、先日はエントランスにてクリスマスツリーをお披露目しました。

 

 

もちろん事務所内もクリスマス仕様に。

 

 

 

街も少しずつクリスマスムードに包まれていくこの季節。

小さな頃から楽しくて仕方なかったですが、大人になってもワクワクするものですね。

 

来月のクリスマスまで飾っていますので、事務所にお越しになられた時やお近くに寄られた際など、楽しんで頂けたら嬉しいです。

 

クリスマスツリー

大分研修

建築を学ぶ社員研修旅。

今年は大分県由布市にある湯布院温泉へ伺ってきました。

 

初日には、旅の目的のひとつであるCOMICO ART MUSEUMへ。

 

設計は隈研吾氏、ロゴ・サインデザインは原研哉氏が手がけた小さな現代美術館です。

 

 

和の素材にこだわり、自然と調和するよう計画された建築と、ロゴ・サインのミニマルな造形。

 

文化的な立ち位置だけではなく、その土地に寄り添った温かみを感じる施設でした。

 

 

 

夜は金鱗湖傍に佇む離れ宿 亀の井別荘へ。

実業家の別荘として大正10年に建てられたそうで、秋色に染まった庭木も見事です。

 

 

別荘内は、月日とともに飴色に変わっていったであろう梁や建具などが美しく、各部屋を巡って素材やしつらいの工夫を学ばせて頂きました。

 

 

 

和洋それぞれに造りが違っていましたが、どの部屋も庭の景観を活かしてあり、上質な時間が流れていました。

 

 

 

秋晴れが広がった2日目は、日々のリフレッシュとしてグループごとに自由行動する1日に。

 

 

ゴルフや登山、陶芸、街歩きなど、湯布院の自然と街をたっぷり満喫しました。

 

 

 

2日間、お休みを頂きましてありがとうございました。

これからまた気持ちを切り替えて、しっかりと業務に励みたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。

 

大分研修